とても悲しい年度末となりました。
昨年8月ごろ新規のお客様を迎えました。 メールでの問い合わせにはレベル4の肺がんを患っていることと EFTで現状をポジティブにとらえたいとの意向が入力されていました。
週1の気功施術と4,5回のEFTセッションでしばらくはとてもお元気なご様子でした。 札幌にお住いの時に体調がすぐれないので、検査をしたのですがなんともないと言われたので、気にも留めなかったようです。 それから半年ほどたって函館で再検査をしたときにはレベル4と診断され驚いたそうです。
「この段階では抗がん剤治療が最後までできないかもしれないといわれているので、、自分に対してはあきらめがつくが、彼女に対しては自分の出来る限りのことをしてあげたい。重荷にならず、彼女の将来が拓かれていってほしい。それだけが望みです。」
正月明けの予約日の前日に、「明日から3週間の入院となりました。退院後はまた週1でお願い致します。」受話器から流れる声はいつものように明るさがありました。
3月の初めにお見舞いに伺うと、少しやつれながらも気丈にふるまい、彼女をいたわる姿に感動を覚えたほどです。
「8日に亡くなりました。3日間で葬儀すべてを終えました。先生が言うには肺がんはとても苦しむといわれていたのですが、ほとんど苦しまないで逝きました。お世話になりました。」
今日いただいた奥様の言葉に、旅立たれたご主人様のご冥福を心からお祈りするばかりでした。
|